★特集★華語文能力測験(TOCFL)

20181012パンフレットBANNER「華語文能力測験(略称TOCFL)」は、台湾教育部(文科省に相当)が実施する非母語話者向けの台湾華語(中国語)検定試験で、留学生入試枠で台湾の大学へ出願する際にも、重要な評価ポイントとなる検定資格です。PAPAGO遊学村は、TOCFL対策に照準を当てた中国語の学習方法もご案内しています。詳細は「台湾進学ガイドブック」p.22でご確認ください。    

TOCFL受験体験記

「TOCFL受けてみたいけど、申込み、受験、成績発表まで、どんな感じで進むのか、ちょっと不安!」そんな方のために、台湾留学中にTOCFLを受験した「ぼんちゃん」が体験記を書いてくれました。初めて受験する方にとって、役立つ情報が満載です!

受験日:2017年5月20日(交換留学生として台湾大学留学中に受験)

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(左:会場への道順を示す赤いカラーコーン 右:合格基準点も貼り出されてます)

先日、台湾でTOCFLを受験してきました!

受験の動機は、台湾で学んだ中国語の力試しをしてみたいと思ったことと、就職活動をする上で中国語のスコアを書きたいと思ったことでした。また、PAPAGOのサイトを見てTOCFLのスコアが台湾留学の奨学金や就労ビザの取得にも役立つことを知り、将来もう一度台湾で勉強したいと思ったときにも重宝すると考え、受験を決意しました。

挑戦するレベルは、中国語クラスで使っている教科書を参考にして決めました。私は「實用視聽華語3」という教科書の後半を勉強していたので、進階級の合格を目標に設定し、進階高階級(Band B)に申し込みをしました。

TOCFLの申し込みはインターネットで気軽できるのでそれほど苦労はしなかったのですが、1点だけ困ったことがありました。私がサイトにアクセスした時、台北市内の受験会場はすでに満席になっていたのです。申込期間は約2週間もあったので、悠長に構えていた私は思わず「やらかした~!」と悲鳴を上げてしまいました(笑) 幸運にも、台北市内からMRTで行くことができる「輔仁大學」に空席があったので、そこで受験することに決めました。この経験から、TOCFLを受検する意思が固まっている方には「なるべく早めに申し込みしてくださいね」とお伝えしたいです!

受検当日は、試験が始まる40分ほど前に輔仁大學に着きました。正門の前にはTOCFL受験者を案内する係の方が立っており、そばに立てられた受験者名簿に自分の名前と受験番号があるかを確認させられます。ここでしっかりと名前を確かめた後は、係の方が会場となる教室の場所を教えてくれます。キャンパス内にも導線となるように「TOCFL↑」と書かれたカラーコーンが置いてあったので、試験教室には迷うことなく到着することができました。

試験の開始時刻ちょうどになると、係の方から入室の案内がありました。その際には、身分証明書としての居留証もしくはパスポートを見せ、かばんは教室の決められた場所に置くようにと指示されました。この時私は受験料の領収書も持参していたのですが、そのようなものは必要なく、紙の受験票もなかったので少し不安でしたが、無事に試験教室に入ることができました。

教室にはたくさんのパソコンが並んでいるので、自分の座席番号を探して着席します。その後、身分証明書と本人の顔が一致するかを確かめられた後、パソコンのロックを解除するパスワードが書かれた紙が渡されました。自分の氏名等に誤りがないかを確認した後、それを入力します。試験監督が「始め」の合図をすると、パソコン上で試験が始まりました。

試験はリスニング→リーディングの順番で行われました。事前に公式サイトの模擬試験を解いていたため、おおよその解答方法は把握していましたがとても緊張しました。すべての問題を回答し終わるか、もしくは制限時間切れになると、パソコンの画面に自分の点数が表示されます。この迅速な集計システムに驚きましたが、結果をすぐ確認できるのはとても良いと感じました。私の結果は、リスニング・リーディングともに進階級合格でした。目標を達成できて嬉しかったのですが、もう一つ上の高階級まであと数点だったので、もう少し頑張ればよかった…と欲が出てしまいました(笑) これからも中国語の勉強に励んで、次回TOCFLを受験する時は必ず高階級に合格したいと思います!

この成績表は自宅に直接郵送(本人の受け取りサインが必要です)か、台湾の語学学校に郵送されます。これは事前に選ぶことができるので、私は後者にしました。受け取りまでは1か月弱かかるので、台湾で受験する際は気をつけて受験してくださいね。

今回のTOCFL受験では、台湾中国語のスコア取得することができ純粋に嬉しかったです。しかしそれだけではなく、自分の中国語学習を見直すきっかけにもなりました。私はこの頃、「以前よりは成長できたけど、中国語できます!と胸を張ることもできないなあ…」、「私の話す中国語、なんとなく伝わっているけれど、文法の間違いやあやふやな発音も多いかも」と、中級に差し掛かるときならではの悩みを抱えていました。そこでTOCFLを受検することで、実際に自分の能力を客観的に測定し、次の具体的な目標を見つけ、それに向かって計画を立てることでモチベーションも上がりました。確かにHSKと比較するとまだまだ知名度の低い試験ですが、私はこの受験がとても有意義だったと感じています。縁あって台湾の中国語を学んでいる方には、ぜひ一度TOCFLの受験をオススメしたいです。次回は一緒に挑戦しましょう!