台湾華語と中国普通話の違い

【目次】
1.語彙が違う
2.同じ漢字の読み方が違う(子音・母音が違う)
3.同じ漢字の読み方が違う(声調だけ違う)
4.その他

契約書、協定書

契約

「契約書(けいやくしょ)」「協定書(きょうていしょ)」に対応する中国語のうち、台湾でよく使う「契約書qìyuēshū」と、中国でよく使う「合同hétóng」には、右図のようなずれがあります。

また、中国では「協議書/协议书xiéyìshū」も「協議/协议xiéyì」もどちらもよく使うのに対し、台湾では「協議書/协议书xiéyìshū」が主流。

「協議/协议xiéyì」だけで「契約書」「協定書」の意味になるのは、国際的な取り決め等、比較的大きな案件の場合のようです。例えば、台湾と中国の間で締結された「サービス貿易協定」の中国語は「海峽兩岸服務貿易協議」となっています。

なお、台湾では、雇用契約、賃貸契約、売買契約には「契約書qìyuēshū」をよく使い、離婚の際や教育関係の取り決めには「協議書/协议书xiéyìshū」をよく使うという違いもあります。「契約書qìyuēshū」の方が、ビジネスの側面(お金のやりとり)を強調しているイメージもあるようです。

「協議/协议xiéyì」という中国語が、これだけで合意を表すこともあります。「達成協議dáchéng xiéyì」ならば「合意に達した」です。この点は、台湾華語も中国普通話も共通ですが、日本語の「協議(きょうぎ)」の使い方とは違うので要注意ですね。

2020.07.06

 

 

 

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