台湾語の教材No.5:台湾大学のオープンコースウェアとそのテキスト

台湾華語をある程度学んだ後、台湾語も学んでみたいと思う方に役立てていただけそうな教材をシリーズでご紹介しています。

台湾語の教材目次

5回目は、台湾語の仕組みからきちんと学びたい方向けに、台湾大学が一般公開しているオープンコースウェアとそのテキストをご紹介します。講義を理解するためにはある程度の中国語力が必要ですが、2番目に紹介しているテキストは説明が全部英語なので、中国語があまり得意でない人にも使っていただけます。

5-1.臺大開放式課程《新百家學堂》閩南語

taidaOCW2台湾大学の楊秀芳先生の講義が丸ごと聞けるページです。

最初の数回で台湾語の仕組みを概論的に学び、その後はテキストに基づいて対話、語彙、文法等を学び、それから練習問題を一緒に解いてみるという構成なので、独学で行き詰った時にとても役に立ちます。

楊先生の中国語はとても聞き取りやすく、学生の理解度にも注意しながら穏やかな口調で丁寧に解説してくださるので、先生に励まされながら勉強を続けているような気持ちなります。

できれば次に紹介する講義のテキストと併せて使うのがおすすめですが、動画の中でも該当箇所が適宜表示されますので、お試し段階ではそれを上手く利用してもよいかもしれません。

 

5-2.Southern Hokkien:An Introduction

taiyu6上記の講義で使用されているテキストです。3冊セットの1・2冊目は通常の外国語の教科書に似た構成で、3冊目が語彙リストになっています。CD付き。説明は英語です。

前半部分では、変調が数字で示されていたり、元の声調で読む部分に下線が引かれていたりと、台湾語学習で最初に苦労する変調の学習に配慮されています。

新出語句は、説明も詳しく用例も豊富。講義では重要なところしか説明されていませんが、自分でこのテキストをしっかり読み込み、練習問題を解きながら学習を進めればかなり力がつきます。3冊目の語彙リストは辞書代わりにも使えます。

 

5-3.臺大開放式課程《新百家學堂》臺灣語言概論

taiyu7台湾大学大学院の実際の講義を録画して配信されています。このページの最初に紹介した講義と同じ楊秀芳先生が、音声学・音韻論的アプローチ、発音や語彙の歴史的な変遷、文法等を詳しく解説してくださいます。各回の内容は、右図の通りです。

講義資料も全部パワーポイントでダウンロードできます。

「單元2・聲調系統」の変調の仕組みや、「單元3・聲母系統」の各子音を使った語彙の説明等、知的好奇心を刺激されるような内容をわかりやすく説明してくださっているところがたくさんあるので、本気で台湾語を学びたい人にはかなりおすすめです。

講義はパワーポイントの資料に基づいて進められるので、全体を通して聞くのは専門的過ぎると感じる人は、先に資料にざっと目を通して、興味のあるところだけ聞いてみるのもよいかもしれません。

私は、パワーポイントのノート欄に講義の内容をメモしながら聞いています。

この講義の後半では、客家語や他の台湾諸語もテーマとして取り上げられています。

 

 

 

 

続きます

 

 

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