台湾語の教材No.2:教育部編纂のテキスト

台湾華語をある程度学んだ後、台湾語も学んでみたいと思う方に役立てていただけそうな教材をシリーズでご紹介しています。

台湾語の教材目次

2回目は、教育部(文科省に相当)が編纂した発音の基本から学べる教材です。音も聞けますし、この二つの教材で入門から中級まで対応できるのですが、説明が少ないのがつらいところ。前回ご紹介した日本語の教材や、次回ご紹介するYouTubeの教材と併せて利用すれば、飽きずに続けられるかと思います。

2-1.臺灣閩南語羅馬字拼音教學網

台湾語の発音を表記するためのローマ字つづりの代表的なものには、早い時期から民間で使われてきた「教会ローマ字/白話字」と、それをベースに教育部が記述方法を整理した「台羅」の二種類があります。この教材は、後者の普及を目的としたもので、初期のバージョンは高雄市政府が作成したのだそうです。

発音が聞けるだけでなく、ゲーム感覚でチャレンジできる小テスト機能も充実しているので、楽しみながら「台羅」を覚えることができます。発音の要領は、前回紹介した 東京外大の「台湾語研修テキスト語彙集」を参考にするとよいでしょう。

聲調(声調)、聲母(子音)・韻母(母音)を練習したら、「小練習」を使って次のような練習問題にチャレンジしてみましょう。「聲母介紹」又は「韻母介紹」のページからつづりをひとつ選ぶと、「小練習」へのリンクが表示されます。選択肢がある上に、漢字と音声の両方をヒントにして選べるのでそれほど難しくはありません。

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(画像は「臺灣閩南語羅馬字拼音教學網」からお借りしました)

なお、変調のルールも簡単に説明されていますが、どこで変調しどこで変調しないのかという問題は、台湾語を学ぶ上でかなり苦労するところなので、この段階ではそこまで一気に理解することは望まない方がよさそうです。

一通り発音練習を終えたら、「拼音測驗」でタイピングテストにチャレンジしてみましょう。下の図は日常会話で使う基礎語彙のつづりを覚えるためのものです。音声を聞いてそのつづりを入力するのですが、対応する「華語(國語)」も表示されますし、間違えても時間内なら何度でもやり直せるのでストレスはあまりありません。夢中になって練習しているうちに、聞こえて来る音とつづりの関係も少しずつ覚えられます。

このタイピング形式の小テストには、他に音節単位や文単位で練習ができるものもあります。

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2-2.《咱來學臺灣閩南語》網路學習版

教育部で編纂された以下の7冊のテキストが全部ダウンロードできます。

1.《學拼音有撇步》 /発音練習
2.《學語詞真輕鬆 01》/語彙練習
3.《學語詞真輕鬆 02》/語彙練習
4.《讀語句上簡單 01》/短いフレーズや文の練習
5.《讀語句上簡單 02》/短いフレーズや文の練習
6.《讀文章蓋趣味 01》/文章を読む練習
7.《讀文章蓋趣味 02》/文章を読む練習

1では、詳しい説明や図を参照できます。2,3はアルファベット順に並んでいるので、簡単な辞書代わりにもなります。4,5は例文がたくさんあるので、聞いて真似て暗唱するのに適しています。6,7には簡単な文法の説明もあります。全て音声リンク付きです。

続きます

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