台湾の大学進学サポート

 

ピックアップ、この大学この学科!

今、進学先を迷っていらっしゃる方のために、台湾の大学の一学科をピックアップしてシリーズでご紹介します。卒業生や学科スタッフさん等のお話がベースになっていますので、サイトや募集要項だけではわからない情報も盛りだくさん!

六回目は、卒業生が紹介するこの学科です!

6.国立台湾大学公共衛生学科

理系と文系の両方に興味がある、またはどちらか一方にはっきりと絞れない、と頭を抱えていませんか?

人の命を救いたいと願っているのに、外科医みたいに大量の出血を直視するのは無理だと諦めたことはありませんか?

SARS、鳥インフルエンザ、MERS等の伝染病が国境を越えて猛威を振るうとき、自分にできることはないかと考える人はいませんか?その一方で、分野があまりにも広すぎてどこから手を付けたらよいのか、明確な答えがみつからないという人はいませんか?

「公共衛生学科」では、そんな様々な希望が叶えられるかもしれません。

 学科概要 

公衛大樓

現在の台湾大学「公共衛生学部」が正式に設置されたのは1972年ですが、実際はそれより80年前の1939年から「熱帯医学研究所」として、台湾で大きな役割を果たしてきました。ペストやコレラ等の伝染病から、マラリア、寄生虫及び蛇毒等に至るまで、当時の台湾の人々の健康管理に大きく貢献していたのです。

この「公共衛生学部」の学士課程は、「公共衛生」一学科のみが開設されています。

この学部が大切にしている価値観は、「思いやり(Compassion)、誠実さ(Integrity)、チームワーク(Teamwork)、平等(Equality)」です。学習分野は文系と理系にまたがっており、専門知識、実務能力、国際的視野を全て兼ね備えた公衆衛生人材の育成を目指しています。
学習分野は大きく分けると、以下の3領域となります。

①「衛生政策」、「医院マネジメント」
②「環境保健」、「産業保健」
③「伝染病学」、「予防医学」

①のような文系分野と②③等の理系分野を併せて学習することで、全国民の健康を守るための最善策を見いだす力が育っていくのです。

 授業内容 

カリキュラムをじっくり見ると、自然との調和を大切にしながら、人々の健康増進に寄与していくという学部の基本理念を、先生方が授業にしっかり取り入れていらっしゃることがよくわかります。

一年次、二年次には基礎能力である「基礎医学(人体生理学および解剖学)」並びに「生物医学統計学」を学びます。こういった教科を通し、「人」という最も重要な客体についての理解を深めた後、三年次からはそれぞれの興味に基づき、上記の3分野から一つ選択することができるようになっています。専門知識並びに技術についてさらに理解を深め、「人」がさらに健康でwell-being(幸福)な生活を効率的に送るためのより体系的な方法(政策面、社会面)を探求します。

衛生政策を例にとると、「国家健康保険」が最も重要なテーマとなりますが、ここでは台湾の健康保険制度についてのみ討論するのではなく、日本や韓国、アメリカ、オーストラリア、中国等、他国が現在実行している制度との比較を行います。特に「日本」は地理や歴史、人口構成、社会文化背景などがとても近いため、先生方の学術的な交流も盛んで、いち早く最新情報を得ることができます。そのため日台両国の制度の違いについて、最新情報を詳しく把握されている先生も多く、学生はそういった先生方から、質の高い授業を受けることができます。

 課外活動 

公共衛生

一般の大学・学科と同様に、新入生歓迎キャンプやクリスマス会、学部別イベントなどが開催されています。また、新入生数が50人未満の小規模学科ではあるものの、多くのクラブチームが結成されています。またメンバーの少ないクラブは、医学部のチームと一緒に活動するケースもあります。
毎年夏休みには、伝統行事である「下鄉服務隊」が行われます。これは、上級生がリーダーとなり、後輩を率いて台湾の田舎の町にボランティア活動に出かけるというものです。行先きを決めるところからそこで行うボランティア活動の内容まで全てを学生が企画し、これまでに学んだことを実践します。例えば、現地の小学生から参加者を募ってサマーキャンプを行い、健康について正しい知識を得られるよう指導するものや、現地で水や土壌、空気のサンプルを抽出し、測定器具を用いて現地の衛生環境を検証するものなどがあり、公共衛生学科の学生にとって大切な大型行事です。

大学四年次の夏休みは、校外実習が必修となっています。学部が設立した世界衛生センターとの提携を通し、国外の医療チーム等に加わる機会もあります。

 

 卒業後の進路 

学習領域が広く専門性を備えているため、卒業生は産業界、政府機関、学術界、研究等の様々な分野で広く活躍しています。衛生福利行政機関、環境保護機関、公衆衛生教育、研究機構、非営利民間公益機構と産業界医薬研究発展部門では、幹部や研究人材、教師並びに役員を輩出しています。工場内の労働安全衛生管理者、衛生福利部の公務員、台湾大学病院の管理職員、民間NGO団体の職員、国際的に展開する大型製薬工場の分析スタッフ等、様々な立場でこの学科の卒業生が活躍しているのです。

 

★国立台湾大学への進学に興味がわいたら、留学生入試情報をチェック!
PAPAGO遊学村 台湾進学ガイドブック>p.37をご参照ください。

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