台湾華語ワンポイントアドバイス

中国語(華語)を学んでいると、入門段階から上級段階まで、なんだかよくわからなくてもやもやすることがたくさんありますね。

そこで、弊社の中国語通信講座を受けてくださっている方からよくある質問や、誤解されやすい点を整理してご紹介します。その背景にある現地の習慣や文化にも触れているので、きっと楽しみながら中国語の仕組みを理解していただけるはず。検定試験対策にもどうぞ!

台湾華語ワンポイントアドバイス目次

発音編11:uの読み分けルール

「行く」という意味の「去qù」は、本当によく使う言葉なのに、いつまでたっても苦手意識を持っている人も多いはず。この時の「u」は「ü」に読み替えるのですが、それが上手くできていないことが多いのです。「aの読み分け」「eの読み分け」に続く、母音の読み分けルール3回目は、この「u」です。

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【ヒント】「ü」に読み替えるかどうかは、直前のつづりで決まる。

 

 

 

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【解説】

「去qù」や「雨ǔ」「 需ū」「 句ù」の「u」は、中級、上級になっても読み間違いの多い音。それには、次の二つの理由があります。

A.これらの「u」は「ü」に読み替えるというルールを覚えていない。
B.上のルールは覚えているが、「ü」が上手く発音できない。

Bについては、先生についてしっかりレッスンした方がよいと思うのですが、その前のAは自分でルールを覚えればすむこと。そのルールを覚えてからレッスンに臨めば、限られた時間を有効に利用し、本当の意味での発音練習に費やすことができますね。

 

「u」を「ü」に読み替えるのは、上の表の②の場合。つまり、直前のつづりが「y,j,q,x」の場合です。どんな漢字があるのか、見てみましょう。

(1)yu:雨yǔ、魚yú、月yuè、約yuē、元yuán、遠yuǎn、雲yún、運yùn

(2)ju:句Jù、舉jǔ、覺jué、決jué 、卷juǎn、絹juàn、軍jūn、均jūn

(3)qu:去qù、取qǔ、確què、卻què、全quán、權quán、裙qún、群qún

(4)xu:需xū、徐xú、雪xuě、學xué、選xuǎn、宣xuān、訊xùn、訓xùn

これらの「u」は全部「ü」にかえて読みます。

もちろん、一文字ずつ覚えていくのは大変ですから、あくまでも「y,j,q,x」が手掛かりです。それ以外の「u」は、全て口をしっかり丸めて「ウ」に近い発音をします。

慣れるまでは、「y,j,q,x」の後ろの「u」を見つけたら、赤ペンで上に・・を書くのがお勧め。明確に「ü」だと意識して発音することで、ずいぶん中国語らしい音になるはずです。

以下の教材で、いくつかの発音を聞いていただけますので、ぜひ聞いてみてください。(57秒ぐらいから)

 

「yu」を「ü」に読み替えるという問題については、以前、「y、wを中国語らしく読むには?」で説明していますので、そちらも参考にしてください。

「j,q,x」が覚えにくい人は、子音一覧表の下から3番目と覚えてもよいでしょう。

jqx

なお、「j,q,x」の後ろの「u」を「ü」に読み替える理由は、以下のページのような音節表で確認していただくとよくわかるかと思います。

中国語学習音節表(大阪大学)

 

(2019.1.27)

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