台湾華語ワンポイントアドバイス

中国語(華語)を学んでいると、入門段階から上級段階まで、なんだかよくわからなくてもやもやすることがたくさんありますね。

そこで、弊社の中国語通信講座を受けてくださっている方からよくある質問や、誤解されやすい点を整理してご紹介します。その背景にある現地の習慣や文化にも触れているので、きっと楽しみながら中国語の仕組みを理解していただけるはず。検定試験対策にもどうぞ!

台湾華語ワンポイントアドバイス目次

発音編9:eの読み分けルール

「e」の発音に苦手意識を持っている人でも、「謝謝xièxie」の「e」はあまり難しく感じませんよね?それは、日本語の「エ」のつもりで発音しても通じるから。問題は、「生shēng」や「哥gē」のような「エ」にしてはいけない「e」。では、それぞれの「e」を「エ」にしてもよいかどうかは、どうやって見分けたらよいのでしょうか?

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【ヒント】「エ」にならないつづりを、グループ化して覚える。

 

 

 

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【解説】

単母音の「e」を練習した時に「難しいなあ」と感じた人も、次のような「e」なら先生に直されることも少ないのではないかと思います。

①日本Rìběn、 飛機fēijī、 美國Měiguó、也yě、真zhēn

それは、日本語の「エ」のつもりで読んでも通じるから。ところが、次のような「e」を「エ」で読んでしまうと全く通じません。

②餓è 、兒子érzi、 哥哥gēge、 車chē、 風fēng、 能néng

先生に「違う」と言われて直されることが多いのも、②のような漢字を読む場合ではないかと思います。

 

「e」を「エ」で読んでもいいのかどうかは、母音の形で決まります。日本人にとっては、「エ」にしてはいけない方が難しいので、そのつづりをグループ化して覚えておけば、その他は気楽に読むことができるのです。

ルールは、上の表の通りですが、入門初級段階で覚えなければならないつづりをもう一度まとめると、次の4種類。代表的な漢字と一緒に覚えてしまいましょう。

※「エ」と読んではいけないもの/単母音のeと同じ発音をするもの
(1)単独のe:餓è
(2)er:二èr、兒ér、而ér
(3)子音+e  : 哥gē 、 車chē 、的d、了 l
(4)子音+eng :生shēng、 風 fēng、  朋péng、 正zhèng

このうち、(1)-(3)は、少し中国語を勉強していると慣れてきて「エ」とは読まなくなる人が多いのですが、いつまでも間違いが多いのが(4)です。それは「身shēn 、分fēn、 盆pén、真zhēn」等、「子音+en」の「e」が「エ」に近く聞こえるからでしょう。

だから、まずは「(4)は『エ』じゃない!」ということから覚えるとよいかもしれません。

 

実は、「身shēn 、分fēn、 盆pén、真zhēn」等の「子音+en」の「e」を「エ」でもいいと言うと、「違う!」と叱られることがあります。確かに、日本語の「エ」よりも少し縦長に口を開けるのですが、「生shēng  風 fēng   朋péng  正zhèng」よりも「エ」に近いのは確か。

だから、「e」の発音で混乱している人は、とりあえず「『子音+en』の『e』は『エ』」ですませてもいいのではないかと思います。「子音+eng」が上手く発音できるようになった後で、「子音+en」を微調整してより正しい音に近づけるという方法もあるのです。

 

詳しい説明と音声の聞ける動画教材は以下のページからどうぞ。

「e」の読み分け、徹底攻略

aの読み分けについてはこちら。

台湾華語One Point Advice発音2:aの読み分けルール

(2019.1.8)

 

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