台湾華語ワンポイントアドバイス

中国語(華語)を学んでいると、入門段階から上級段階まで、なんだかよくわからなくてもやもやすることがたくさんありますね。

そこで、弊社の中国語通信講座を受けてくださっている方からよくある質問や、誤解されやすい点を整理してご紹介します。その背景にある現地の習慣や文化にも触れているので、きっと楽しみながら中国語の仕組みを理解していただけるはず。検定試験対策にもどうぞ!

台湾華語ワンポイントアドバイス目次

発音編8:-nと-ngを見分ける方法

日本語の「ん」に近い音で終わるのはわかるけど、それが「-n」なのか「-ng」なのかで混乱してしまう!

そんな風に思っている人はいませんか?実は、これを簡単に見分ける方法があるのです。

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【解説】日本語で読んでみる。

 

 

 

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【解説】

-nと-ngを区別して発音する方法」はすでにご紹介していますが、発音の要領がわかっても、その漢字のピンインが、そもそも「n」で終わるのか「ng」で終わるのかがわからなければ、正しく発音することはできませんね。

しかも、日本人にとっては、「n」も「ng」も「ん」に近く聞こえてしまうので、一文字ずつどちらなのかを覚えようとしたら、混乱してしまうのは当たり前。

でも、実は、日本語を母語としている人なら、簡単に見分けられるのです。

次の例を比較してみましょう。

本běn、先xiān、晚wǎn、天tiān、文wén、班bān、引yǐn、院yuàn、村cūn、觀guān、真zhēn、 產chǎn、森sēn、年nián、軍jūn、反fǎn、人 rén

生shēng、東dōng、京jīng、上shàng、中 zhōng、應yīng、光guāng、清qīng、長cháng、證zhèng、強qiáng、王wáng、樣yàng、崩bēng、能néng、量liàng、商shāng

①は全て「n」で終わる音、②は全て「ng」で終わる音です。では、この漢字を、日本語で音読みしてみましょう。

本(ほ)、先(せ)、晩(ば)、天(て)、文(ぶ)、班(は)、引(い)、院(い)、村(そ)、観(か)、真(し)、産(さ)、森(し)、年(ね)、軍(ぐ)、反(は)、人(じ)

生(せ)、東(と)、京(きょ)、上(じょ)、中(ちゅ)、英(え)、光(こ)、清(せ)、長(ちょ)、証(しょ)、強(きょ)、王(お)、様(よ)、崩(ほ)、能(の)、量(りょ)、商(しょ)

①グループの漢字と②グループの漢字には、日本語の音読みにした時、「ん」で終わるか終らないかの違いがあるのです。100%ではありませんが、入門から中級ぐらいまでに出て来る漢字のほとんどは、このルールで見分けることができます。後は例外が出てきた時に、それだけを個別に覚えたらよいのです。<例:瓶びん、へい)→píng>

“先生”や“観光”など、どっちが「n」でどっちが「ng」だったか混乱してしまいがちな単語も、この規則さえ覚えておけば、もう間違えることはありません。ピンインのテストの時だって、とりあえず、“ん”に似た音で終わるとだけ覚えておけば、「n」か「ng」かはテスト用紙が配付されてから、日本語の音読みを手掛かりに判断すればよいのです。

こうして、それぞれの漢字の最後の音が「n」なのか「ng」なのかを意識して発音する練習を繰り返していれば、そのうち会話の時にもちゃんと区別して発音することができるようになります。

この話を台湾や中国の人たちにすると、かなりびっくりされます。中国語ネイティブの中にも、「n」と「ng」の聞き分けや読み分けが苦手という人がたくさんいるから。つまり、「日本語の音読み」という手がかりをもっている日本人は、「n」と「ng」の読み分けがうまくできない一部の中国語ネイティブより、その読み分けが上手にできる可能性をもっているということになるのです。

(2019.1.6)

 

パンフ_adv台湾の大学への進学を目指していらっしゃる方には、中国語の学び方から丁寧にアドバイスしています。詳細は、<PAPAGO台湾留学 大学進学ガイドフック>p.22でご確認ください。

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