台湾華語ワンポイントアドバイス

中国語(華語)を学んでいると、入門段階から上級段階まで、なんだかよくわからなくてもやもやすることがたくさんありますね。

そこで、弊社の中国語通信講座を受けてくださっている方からよくある質問や、誤解されやすい点を整理してご紹介します。その背景にある現地の習慣や文化にも触れているので、きっと楽しみながら中国語の仕組みを理解していただけるはず。検定試験対策にもどうぞ!

台湾華語ワンポイントアドバイス目次

語彙・文法編32:「政府セイフ」と「 政府zhèngfǔ」、どう違う?

中国語と日本語、同じ漢字を使っているのに意味が少しずれているもの。今回はこの言葉です。

QAzhengfuQ

 

 

【ヒント】「市役所」を日本語に訳すと?

 

 

QAzhengfuA

 

【解説】

同じ漢字を使っていても、「政府セイフ」と「政府zhèngfǔ」には、上の図のようなずれがあります。中国語の「政府zhèngfǔ」は、国の政権を担う組織だけでなく、地方自治体(中国語では「地方政府dìfāng zhèngfǔ」)まで指すのです。

そのため、翻訳の際に「政府セイフ」⇔「政府zhèngfǔ」という機械的な置き換えをしていると、原文の意味が正しく伝わらないことがあります。

現地で一定期間暮らしていると、中国語の「市政府shì zhèngfǔ」のような言い方に全く違和感を感じなくなり、日本語に訳す時にもつい「市政府シセイフ」と言ってしまったりしますが、中国語を全く学んだことがない日本人にとって、これは不自然な言い方なのだということに注意が必要です。

それにしても、日本語は「政府→県庁→市役所→町/村役場」と、役所の言い方が複雑すぎますね。日本語を外国語として学ぶ難しさは、こんなところにもあるのだろうと思います。

なお、台湾で「政府zhèngfǔ」を使えるのは大きな「市縣」までで、下位の「區qū、鎮,zhèn」等の事務を行う場所は「公所gōngsuǒ」を使います。

日本の地方自治体の紹介文については、以下のページも参考にしてください。

日本と日本語のことを中国語で伝えよう:都道府県

(2018.12.18)

パンフ_adv台湾の大学への進学を目指していらっしゃる方には、中国語の学び方から丁寧にアドバイスしています。詳細は、<PAPAGO台湾留学 大学進学ガイドフック>p.22でご確認ください。

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