台湾華語と中国普通話の違い

【メニュー】
1.語彙が違う
2.同じ漢字の読み方が違う(子音・母音が違う)
3.同じ漢字の読み方が違う(声調だけ違う)
4.その他

一階

「一」の変調ルールでは、序数の時(firstの意味で使う時)は、第一声で読むことになっています。従って、ビルの「一階」という時の「一樓」は、「 lóu」と第一声で読むのが正解。

・・・というのは、中国普通話の場合。台湾華語では、どうやら違っているようなのです。

まず、原則通りの中国普通話の例から確認してみましょう。次の画像は、NHKのゴガクルサイトの記述です。

 

yilou

 

「序数なので第一声」と書いてありますね。発音を聞いても、もちろん第一声で読まれています。

 

ところが、台湾の中国語の教科書では、「」と第四声になっているのです。一例として、師範大学で編纂された「当代中文」p.108の画像をごらんください。

yilou2

他の教科書でも、第四声になっているものがありますし、TOCFLの模擬試験リスニング問題でも第四声で読まれています。(例:Band B vol.3 19

台湾華語でも、「序数は第一声」という原則のルールは共通なので、これだけが例外的に第四声で読むということでしょうか。

実際の会話では、「一樓」が第一声か第四声かはあまり気にならないと思いますが、「一」の変調ルールをきちんと覚えようとした場合、これが例外だということは知っておいた方がよいのかもしれないと思い、この記事を書きました。

「一」の変調ルールと練習用教材は、以下のページを参照してください。

変調、徹底攻略:「一」

(2018.12.3)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です