台湾華語ワンポイントアドバイス

中国語(華語)を学んでいると、入門段階から上級段階まで、なんだかよくわからなくてもやもやすることがたくさんありますね。

そこで、弊社の中国語通信講座を受けてくださっている方からよくある質問や、誤解されやすい点を整理してご紹介します。その背景にある現地の習慣や文化にも触れているので、きっと楽しみながら中国語の仕組みを理解していただけるはず。検定試験対策にもどうぞ!

台湾華語ワンポイントアドバイス目次

語彙・文法編25:「快要…了」と「就要…了」、どう違う?

似たような意味を表す呼応形式ですが、「明日はいよいよ試験だ」という時には、どちらか一方しか使えません。さて、どちらでしょうか?

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【ヒント】一方は、「明天」のような時間を表す言葉を前につけられない。

 

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【解説】

「快要…了kuàiyào…le」と「就要…了jiùyào…le」は、いずれも、近い未来に動作や状態の変化が実現することを表します。

①飛機快要/就要起飛了。Fēijī kuàiyào/jiù yào qǐfēi le.( 飛行機は間もなく離陸します。)

のように入れ替えらえることも多いのですが、次のように、前に時間を表す言葉がある時には、「快要…了」が使えないという違いがあります。

②明天快要考試了。Míngtiān kuài yào kǎoshì le.(×)

③明天就要考試了。Míngtiān jiù yào kǎoshì le.(明日はいよいよ試験だ)

③は、それまでの一定期間の状況を念頭に置いた上で、それがいよいよ明日に迫っているという気持ちを表します。だから、この例文の「考試」は、「期末考qímòkǎo(期末テスト)」や「學測Xuécè(日本のセンター試験に類するもの/台湾の大学入試制度はこちら)」のような大きなテストを指すのが普通です。担当の先生が毎週実施する小テストのようなものに③を使うと、ちょっと大げさな感じがします。

一方、「快要…了」には、「いよいよ」という訳を充てることができません。「快要…了」より「就要…了」の方が、時間的な切迫感があると説明されることもありますが、それは「いよいよ」という気持ちを表せないからでしょう。

①のような使い方から、「快要…了」「就要…了」に対応する日本語は、「もうすぐ/間もなく・・・する/になる」と説明されることが多いのですが、③の例を「明日はもうすぐ/間もなく試験だ(×)」と訳すとちょっと変だという点も、ぜひ注意してくださいね。

(2018.11.30)

 
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