台湾華語ワンポイントアドバイス

中国語(華語)を学んでいると、入門段階から上級段階まで、なんだかよくわからなくてもやもやすることがたくさんありますね。

そこで、弊社の中国語通信講座を受けてくださっている方からよくある質問や、誤解されやすい点を整理してご紹介します。その背景にある現地の習慣や文化にも触れているので、きっと楽しみながら中国語の仕組みを理解していただけるはず。検定試験対策にもどうぞ!

台湾華語ワンポイントアドバイス目次

語彙・文法編13:「買一送一」が「一個買ったら一個おまけ」になる理由

今回のテーマはコンビニ等でよく見かける割引表示です。「送」という漢字の意味が、日本語と中国語でちょっとずれていることに、気づいていますか?

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【ヒント】同じ「おくる」でも、漢字が違うのです。

 

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【解説】

日本語と中国語、同じ漢字を使っていても、意味が少しずれているものがたくさんありますね。この「少し」というところが実はやっかいで、重なり合う部分もあるから、日本語の意味と全く同じだと思い込んだりするのです。この「送sòng」も、そんな単語のひとつかもしれません。

「送sòng」の主な意味は次の三通りです。

①贈る、プレゼントする
例:你想她什麼禮物呢?Nǐ xiǎng sòng tā shénme lǐwù ne?(彼女にどんなプレゼントを贈るつもり。)

②(自分で)届ける
例:這張桌子,要到哪裡?Zhè zhāng zhuōzi, yào sòng dào nǎlǐ?(この机は、どこに届けますか。)

③人を送って行く、見送る
例:我你回家吧。Wǒ sòng nǐ huí jiā ba.(家まで送って行くよ。)

①②は、「贈る」と「送る」が同じ「おくる」という読み方になる点が、問題を更にややこしくしていますね。中国語の「送sòng」は自分で手渡すのが原則。日本語の「送る」のうち、「手紙や荷物を郵便局や配送会社に頼んで届けてもらう」という意味の時は使えません。この場合は「寄jì」を使います。

③の用法は日本語の「送る」と重なっていますね。

今日のテーマの「買一送一」が「一個買ったら、もう一個おまけ」という意味になるのは、①の用法です。直訳すると「一個買ったら、一個プレゼント」です。コンビニの割引表示でおなじみですが、それ以外にも居酒屋で「生ビール一杯注文したら、二杯目は無料」という意味で使ったりもします。

こんな割引表示が理解できると、お得に過ごせますね。「日中対照用語集セール用語編」もぜひご利用ください。

 
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