台湾ドラマで中国語

台湾ドラマから、気になるセリフを拾って解説しています。スラング、慣用句、成語、日本語との比較、音声と字幕のズレ、文法、社会問題等、様々な角度から中国語の面白さをお伝えします!

台湾ドラマで中国語、目次

「日中対照用語集(ピンイン付):台湾ドラマの基礎用語」も、どうぞ

1.後菜鳥的燦爛時代/邦題:華麗なる玉子様(6)/スローガン

今回は、右側の男性のセリフです。

強而有力的口號
(インパクトのあるスローガン)

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(画像は全てLine TVからお借りしました)

なぜこの言葉が気になったかと言うと、実際のセリフは”slogan”と英語で発音しているから。

他の場面でも、この言葉は何度か同じ扱いがされていました。

台湾の中国語(華語)は、中国の中国語(普通話)に比べて、英語が混じる頻度がずっと高いのですが、字幕はほとんど意訳した中国語になっています。

台湾ドラマには、ほとんど字幕がついています。これには、方言差の大きい中国語への対応という役割もあり、台湾語で喋っているのに、字幕は北京語由来の華語、というのもよくあるケースです。音声は英語なのに、字幕は中国語というこのパターンがよくあるのも、同じような感覚かもしれませんね。

このパターンの台湾のTV番組に慣れてくると、字幕の少ない日本の番組が少し不便に感じます。どんどん増え続ける日本語の外来語の意味を、字幕で和語や漢語にして見せてくれたら便利だと思うのですが、それはきっとかなり大変な作業ですね。その外来語を意訳した和語や漢語が、日本語の中には定着していないから。例えば、この「スローガン」をカタカナを使わずに表そうとすると、困ってしまいます。

中国語でこれが簡単にできるのは、外来語を意訳して漢字に直した言葉も、ちゃんとみんなに知られているからなのです。

(2016.10.22のブログ記事に加筆修正しました)

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