台湾華語と中国普通話の違い

【目次】
1.語彙が違う
2.同じ漢字の読み方が違う(子音・母音が違う)
3.同じ漢字の読み方が違う(声調だけ違う)
4.その他

土豆/ピーナッツ・ジャガイモ

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台湾では、ピーナッツのことを「土豆」と言います。
ところが、中国では同じ「土豆」が、ジャガイモを表すのです。

この違いって、漢字の造語力とか、意味の柔軟性を象徴している気がして、とても面白い。

考えてみると、「土豆」って、そもそも「土の中の豆」としか、言ってないんですよね。だから、これが、ジャガイモでなければならない理由はない。

中国でどれだけ標準語(普通話)が普及したと言っても、生活に密着した言葉は、なかなか方言差がなくなりません。食べ物を指す言葉はその代表。

上海の「生煎饅頭」の「饅頭」には具が入ってるけど、北京の「饅頭」には具がない。これを統一しようとしたら、言葉の問題だけでは、すまなくなってしまいそうです。同じように、

「土豆」は、ピーナッツかジャガイモか?

どっちもアリなんだと思います。
そう言えば、中国のお惣菜の定番のアレ、台湾では、ほとんどみかけません。

ビールのおつまみにもぴったりの、「土豆絲(ジャガイモの千切り炒め)」!

なんでかなぁ、と考えてるうちに、小さなピーナッツを千切りにする場面が浮かんで来て、ひとりで笑ってしまいました。海峡のアッチ側とコッチ側で、ちょっとだけ違う言葉の問題に、私の想像力(妄想癖?)が、日々、活性化されてます。

台湾人の同僚はしきりに自慢します。

「台湾のピーナッツは、香り高くて、とてもおいしいんですよー。」

それだけじゃなくて、お勧めのピーナッツをどっさり持って来てくれるから、可愛い!早速、いただいてみました。

殻を割ったら小ぶりの豆が出てきます。見た目は、ずいぶん前に食べたことのある千葉産高級ピーナッツに似てる!味も充分勝負できます!!!

小さいので、薄皮を全部とるのは難しいけれど、一緒に食べても全然違和感がない。いえ、むしろ、香りと風味が増すような気もします。

ホントにおいしい!

「これは、台湾土産の定番として、もっとPRしてもいいんじゃないの?」

と言うと、すぐに、

「でも、中国との貿易協定の成り行き次第では、中国から、安いピーナッツが大量に入って来て、台湾産ピーナッツの生産量が減ってしまうかもしれないんです!」

という答えが返って来ました。

海峡の向こうの大国との関係が、台湾の人達にとって、どれだけ日常的な問題なのかを、色んな形で、勉強させてもらっている毎日です。

2017.11.10

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